最近の研究では、歯磨きが、長生きと老化防止に効果があるとの報告が出てきている。
一見、関係が無いと思われるが、歯の病気である、歯周病は歯を失うだけでなく、その菌が出血部位から体内に入り、各臓器で炎症を起こし、健康を害する恐れがあるのだという。
歯周病菌は、血管をかいして、全身に炎症を起こすリスクがあり、それが元で、脳卒中、動脈硬化、糖尿病、脂肪肝炎等の病気につながる可能性も。
それだけ、歯の管理は大事、歯周病は怖い病気という事になる。
歯周病を防ぐには?
今、ある歯や歯肉を守りながら、歯周病を防いでいくには、歯磨きを丁寧にやる事は、勿論、液体状のオーラルケア製品「洗口剤」の活用が必要となってくる。
毎日、歯を磨いているだけでは、十分とは言えず、洗口剤を使う事により、口の中の隅々まで、成分を行き渡らせ、歯ブラシでは届かない箇所までカバーが出来る。
洗口剤は、寝ている間に、口の中で大量に増えた歯周病菌を一気に減らす事ができる。また、菌血症の予防にもつながる。
洗口剤の使い方
口内ケアは、毎日の歯磨きだけでは十分では無い。
洗口剤は、殺菌・止血成分(トラネキサム酸、アミノカプロン酸)を含むモノを選ぶ。
「洗口剤うがい」は、30秒以上すすぐ。洗口剤ですすいだ後は、水ですすがない事がポイント。
就寝前に、30秒うがいを実践する事により、寝ている間の歯周病菌の増殖を防ぎ、起床した際の口の中のネバネバ感を軽減する事が出来る。
朝晩の効果的な歯磨き
1.朝の歯磨き
2、晩の歯磨き
老化防止には、一般的には、食事と運動が大事という所であるが、口内環境を改善していく事も、大事。
歯周病は、呼吸器系疾患・心臓-血管系疾患・糖尿病・低体重出産などのさまざまな全身疾患の発症・進行などに関係。
歯周病菌が肺に入り込めば肺炎(誤嚥性肺炎)の原因にも。
歯のケアは、高年齢になるほど、大事になってくるという事です。
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